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ショパン即興曲第1番

レッスンの様子
03 /25 2020


即興曲第1番 変イ長調 作品29 は、フレデリック・ショパンが1837年に作曲した初期のピアノ曲で、
キャロリーヌ・ドゥ・ロボー伯爵令嬢に献呈されています。


本来、即興曲とはソナタ形式やロンド形式などの形式に当てはまらない作品を呼び、出版社が形式のない曲を総称して呼んでいます。

ショパンの即興曲は、有名な幻想即興曲を除くと本作、嬰ヘ長調、変ト長調の3曲がありますが、いずれも三部形式に近く、構成感もしっかりしていて、即興風に書いた作品とも取れると思います。

変イ長調(As dur)で4分の4拍子。3連符による両手で始まり、半音階がちりばめられ、調性がやや不安定。
譜読みが難しい箇所ですので、しっかり音を確認しましょう。


中間部はヘ短調のによる、右手にカンタービレ奏法が見られる。左手は思い足取りでゆったり進むかのよう。

右手のコロラトゥーラは軽やかに。

再び、冒頭と同じ主題が繰り返される。コーダによる終止で曲を終える。

シンプルな形式の中にも、ショパンらしい和声や、軽やかさ、華やかさを持った曲です。


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