三木楽器 受賞者コンサート開催のご案内

2016年2月7日、三木楽器開成館サロンにて、各種コンクール受賞者コンサートが開催されます。

参加対象者は各種コンクールにおいて受賞の方々です。 また2015年度三木楽器フレッシュピアノコンサート予選優秀賞・奨励賞受賞の方々も参加可能です。 お勉強になりますので奮ってご参加ください。

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門下の方でご希望者は受付までお申し出下さい。

ショパンのエチュードOP.25-1

来年1月より新しく趣味で習われる大人の生徒さんがショパンのエチュードOp.25-1をお勉強されていますので、練習される場合のいくつかのポイントを書いてみたいと思います。

ショパンのエチュードには、OP.10とOP.25の計24曲あり、アマチュアの方にはどれも難しいと思いますが、まず初めはOp.25-1やOp.25-2あたりから取り組まれると良いかと思います。 有名な曲では、OP.10-5「黒鍵」、OP.10-12「革命」、OP.25-1「木枯らし」などがあり、エチュードといってもコンサート用の曲目として弾かれることが度々ございます。
 
さて、練習のポイントですが(詳しいことはピアノを使ってのレッスンの中でしかお伝えしきれませんが)、この曲は別名「エオリアン・ハープ」と呼ばれております。 エオリアン・ハープとは小さな箱の中に、弦を張り、かすかな自然の風(エア:air=空気)で鳴る原始的なハープの事です。 耳を澄ませなければ聴こえないほどのかすかな音のハープだそうです。

楽譜の冒頭部をよく見ると大きな音符と小さな音符で書き分けられています。

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メロディー部分が大きい音符で書かれており、それ以外の部分は小さな音符で書かれています。 メロディー以外の部分はハーフタッチ(ピアノの鍵盤を底まで弾かず、鍵盤の上半分だけ演奏する奏法)で演奏するのが良いかと思います。
 
技術的には、左右とも手首の回転を利用して、弾かなければ、曲の最後の方で、腕が疲れてくるかと思います。 この曲の難しさは、音が多いため、どうしても響きが分厚くなり、エオリアン・ハープの響きとは程遠いものになってしまいがちになる事です。 ペダルのコントロールが大切かと思います。
 
ショパンのエチュードは単に指の訓練のための練習曲集ではなく、芸術的エッセンスの詰まった曲ですから、最終の目標としてはエオリアン・ハープの音をイメージしながら仕上げていかれると、ショパンらしい演奏に少しでも近づけるのではないかと思います。

ショパン エチュードOp.25-1♪~ランラン
ショパン エチュードOp.25-1♪~マレイ・ペライア



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小学生のためのおんぷワークブック1

小さい生徒さんには音符カードと並行してワークを取り入れています。 宿題でも音符カードの宿題は出しておりますが、ワークブックでより確実な定着をはかります。 音符を自分で五線の上に書いたり拍の長さを覚えたりいたしますが、小さいお子さんは音符を書くのが好きなようです。 
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ショパンの楽譜の選び方

生徒さんよりレッスンの折に「ショパンの楽譜を買うときにどの楽譜を買ったら良いのか」とご質問がありましたのでそれについて書きたいと思います。

ショパンの楽譜は、出版社によって、音や指使いやフレージングなど様々な違いがありますが、参考書選びと一緒で、どれが一番正しいという答えはないと思います。

ただ演奏している人にとって、楽譜から視覚的に受ける影響は大きいと思います。

ショパンの楽譜で良い楽譜はポーランド国家が編纂したナショナル・エディションが良いと言われております。 ショパンの自筆譜とされているものにも、様々なバリエーションがありますので、新しく自筆譜が発見されると、音の違いが出てまいります。

私はショパンのエチュードは高校生の時に、ウイーン原典版(パウル・バドゥ-ラ・スコダ編)を使用してお勉強致しました。 ショパンのエチュードは一朝一夕には弾けるようにはなりませんが、私は練習方法の解説書として、コルトー版の楽譜を使用してコルトーの練習方法通りに練習し、一つずつ細かくテクニックの習得を致しました。 

コルトーはピアニストとして有名であり、古いモノラル録音にはコルトーの古き良き時代を反映させるような名演がたくさん残っており、CDでも聴くことができます。 また、教育者としても熱心でパリの私立エコールノルマル音楽院を自ら設立し、生徒へのレッスンも熱心に行っておりました。

ショパン バラード第1番♫~コルトー
 
コルトー版の楽譜には、コルトー自身がショパンのエチュードを技術的に細かく分析し、そのためにはどのような練習を行ったら良いかその練習方法が細かく書かれております。 ショパンのエチュードを弾くための直接的で実践的な練習方法だけでなく、より良い演奏のための応用編の練習方法も書かれています。 その通りに練習すると、時間がかかり大変なことですが、手が柔軟になり、ショパンのエチュードの難しいパッセージも少しずつ弾けるようになります。

<ショパンの楽譜>
ペータース版、ヘンレ版、ウイーン原典版、ナショナルエディション、コルトー版などが出ております。
私は(学生時代東京に住んでいた頃も頻繁に訪れましたが、)輸入版の楽譜を購入するのに文京区本郷にございます♪アカデミア・ミュージック♪にて購入致しております。

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ショパンのエチュード作品10 コルトー版(サラベール社)の楽譜

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ショパンのコンチェルトはナショナル・エディションを使っております。

参考ブログ
ショパン エチュードについてNo.1
ショパン エチュードについてNo.2


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年長の生徒さんがブルクミュラーとカバレフスキーに入ります。

幼稚園の年長さんの生徒さんが「ブルクミュラー25の練習曲」と「カバレフスキー35のやさしい小曲集こどもの冒険」に入ります。 

たとえ趣味でピアノをお勉強される方でも、体の柔らかいそして学校のお勉強の負担の少ない幼稚園や小学校低学年の間になるべく教本を進めておかれた方がピアノを生涯楽しんでいかれるのに役に立つのではないかと思います。 

私は趣味の方でも生徒さんが小学校の高学年になるまでにはできればモーツァルトや簡単なベートーヴェンのピアノ・ソナタくらいは弾けるようになるようにという目標で指導致しております。

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プロフィール

Author:masakotani
東京音楽大学音楽学部器楽専攻(ピアノ)卒業
神戸大学大学院人間発達環境学研究科人間発達専攻表現系博士課程前期課程修了

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