モシュコフスキー エチュードOp.91-7

2016年6月
06 /28 2016
モシュコフスキーのエチュードOp.91-7について書きたいと思います。 これは今年の全日本学生音楽コンクール小学校の部の予選の課題曲となっております。  この曲は私が小学校の部に出場した時にも課題曲となり弾いたことがあります。

モシュコフスキーはツエル二ー同様、エチュードの作曲家として有名ですが、小品などもございます。
ツエル二ーの練習曲に見られるエチュード集に比べると、もう少し音楽的なエチュードが多いかと思います。

Allegro brilante(速く 輝かしく)という楽語表示が書かれていますので、最終の仕上げは華やかな音色で弾くことが求められます。

冒頭は左手の2分音符はしっかり伸ばし、短くならないように気を付けましょう。
エチュードですので、ペダルはあまり使えませんので、指でしっかり2分音符分の響きを作りましょう。

右手はしっかりした強い指先で粒立ちよい音色でパキパキ弾きましょう。

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バッハ平均律第1巻第6番

2016年6月
06 /22 2016
前回の第5番に続き、全日本学生音楽コンクールの中学校部門の課題曲であるバッハ平均律クラヴィーア曲集第1巻より第6番について書きたいと思います。

第1番が C dur→第2番がc moll→第3番がCis dur→第4番がcis moll→第5番がD durと長調と短調が交互に配列されています。

第6番はニ短調で書かれています。 右手は終始指の訓練の目的のために書かれたような3連符が続きます。
バッハは速いパッセージが意外と弾きにくい箇所が多いので心地よいテンポに乗って弾けるまで右手だけリズム練習やスタツカートでよく練習しましょう。

続くフーガは堂々としたフーガです。 フーガは各3声部をはっきり音色を変えて弾きわけることが大切です。
3声部を一度に音色を弾き分けるのは難しいですので、まずはソプラノ+アルト、ソプラノ+バス、アルト+バスなど2声部ずつの組み合わせで練習すると良いと思います。

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バッハ平均律クラヴィーア曲集第1巻第5番

2016年6月
06 /13 2016
バッハの平均律第1巻第5番は今年の全日本学生音楽コンクールの中学生部門の予選の課題曲となっております。

バッハの平均律は第1巻と第2巻がございますが、各巻は全24曲から成り、1番から24番まで長調と短調全12調が交互に順番に並んで配列されています。 平均律とは「よく調和された」という意味で現代の調律法のことです。

各番号ごとにプレリュードとフーガがセットで続けて演奏されます。
具体的に第5番のプレリュードは、指の練習のための要素が強く右手の16分音符の粒をよく揃えてメトロノームに合わせた練習が必要だと思います。 左の8分音符は振り子のように心地よいテンポで右手をよく支えましょう。

フーガは全体の重々しい厳かな雰囲気が出ると良いかと思います。
バッハはチェンバロで演奏することを前提に書いておりますので、現代のピアノで演奏する場合はペダルはあまり使えませんが最後の方は少しペダルを踏むこともできるかと思います。

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モーツァルト ピアノ・ソナタK.330

2016年6月
06 /03 2016
モーツァルト・ピアノソナタK.330は今年の全日本学生音楽コンクールの小学校部門の本選の課題曲となっております。

私も同じ曲の第1楽章を小学校3年生の時発表会で弾き、また全楽章を第47回全日本学生音楽コンクールの小学校の部の本選で弾いたことがあります。

モーツァルトのピアノ・ソナタは音符の数は少ないですが、コンクールなどでは音の美しさが求められその分、難しさがあると思います。 特にこの曲はモーツァルトらしく音楽的に弾くのが難しいかと思います。

第1楽章の開始は左手はミドミド・・・という単純な音型の連続ですが、テンポが崩れやすく、粒を揃えるのに苦心するかと思います。

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展開部では短調が現れドラマティツクな箇所が現れます。

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終始ハ長調で明るい曲なのですが、ただ平板なだけの音楽になりやすく音楽の色付けが意外と難しい曲でもあります。

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