べートーヴェン ピアノ・ソナタ第3番

2016年8月
08 /15 2016
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第3番はハ長調で書かれた初期のピアノ・ソナタですが、それまでのモーツァルトやハイドンのピアノ・ソナタにはない4楽章から成る大規模な作品です。

この曲は中学生の時に、当時師事していた片岡みどり先生(相愛大学名誉教授からベートーヴェンは基本だからと頂いた曲で、各楽章を細かくみっちり見ていただいた曲です。

片岡先生のところでは新しい曲を頂くと、先生がそれまで研究されたご注意が書かれた書き込みのある楽譜をお貸しいただき、それを自分の楽譜に写してからレッスンをして頂いておりました。

第1楽章の最初は3度(ド~ミ)による和音で始まり、音が抜けたり弾きにくい箇所です。
私の楽譜にはヘンレ版(原典版)に書かれた楽譜とは異なり、1と5、2と4の指番号で弾くようにとの書き込みがありますが、下の音を左手で取る方法もあります。

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全体に何度も出てくるトリルは音が抜けないように全て表情が揃わなければいけないので難しい箇所です。

速く動くパッセージが多いので、練習曲のようになってしまいがちですが、骨太の音でベートーヴェンらしい構成感を出すのに苦労した思い出があります。


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