ブルクミュラー18の練習曲

2016年10月
10 /22 2016
生徒さんの何人かが「ブルクミュラー18の練習曲」に取り組まれていらっしゃいますので、今日は「ブルクミュラー18の練習曲」について書いてみます。

ブルグミュラーの練習曲としては、『18の練習曲』よりも難易度の低い『25の練習曲』がピアノ初学者の教則本として広く用いられていますが、『18の練習曲』は『25の練習曲』を終えたピアノ学習者がツェルニー30やツェルニー100などと併用しながら練習を進めていくのに使われる事が多い教本です。

しかしブルグミュラー『18の練習曲』は全体的にロマン的な曲想となっており、素早い音階やアルペジオ、1オクターブも頻繁に見られるなど、本格的なロマン派の曲への入門的な練習曲として大人が聴いても美しく印象的なメロディが多く取り入れられており、子どもには表現力のお勉強になる大変優れた教材です。

練習曲とはなっておりますがツエルニーのような単なる指の練習曲ではなく、それぞれにイメージの膨らむフランス語のタイトルがついており、そのタイトルの持つ情景や気持ちをピアノで表現する事が一番大切かと思います。

1 内緒話 / Confidence 
2 真珠 / Les Perles 
3 家路につく牧人 / Le Retour de Pâtre 
4 ボヘミアン / Les Bohémiens 
5 泉 / La Source 
6 陽気な女 / L'enjouée 
7 子守歌 / Berceuse 
8 アジタート / Agitato 
9 朝課の鐘 / La Cloche des Matines 
10 速さ / La Vélocité 
11 セレナード / La Sérénade 
12 森での目覚め / Le Réveil dans les Bois 
13 大雷雨 / L'Orage 
14 ゴンドラ漕ぎの歌 / Refrain du Gondolier 
15 風の精 / Les Sylphes 
16 別れ / La Séparation 
17 行進曲 / La Marche 

例えば1番の「内緒話」ですが、時々びっくりするような早いテンポで乱暴に弾いてくる子がおります。 タイトルは「内緒話」ですからひそひそと内緒話をするように上のメロディを優しく語りかける必要があります。

両手でテンポを上げる練習ばかりしていると上のメロディラインを見逃してしまいますので、右手の上のメロディだけを取り出してゆっくりとお話するように弾いてみる練習も必要かと思います。

一つ一つの自分の出している音が内緒話の人の声のように聴こえるかどうか自分で丁寧に音を作りながら慎重に練習を進める必要があります。

ブルクミュラー 内緒話♫~お友達の演奏



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