正しいピアノの練習の仕方(初見の読譜の仕方)

2016年10月
10 /25 2016
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ピアノで一番大事な練習は「初見」という第1段階の練習です。 つまり読譜の段階の作業です。

読譜の時に作った音色は後で変える事は出来ないと思った方が良いかもしれません。

新譜を弾く時にまず読譜をしますが、この読譜の時に何も考えず指だけを動かしてとりあえず器械的に読譜をしてくる子が多いように思います。 そして指の良く動く子は何回か弾くとテンポは自然と上がってきます。 それを弾けたと勘違いしレッスンに持ってくると、先生からしたらまるでパソコンを打っているようにしか聞こえません。

この練習は全くの時間の無駄です。 それならばその時間に運動をしたり本を読んだり、絵を描いたりした方がリズム感の訓練や感性の啓発になりピアノのためにむしろ役に立ちます。

読譜の時に指番号、音の高さ、リズム、拍の長さ、音色、そして(一番大切な)音楽を同時に頭と心で感じながらゆっくり読譜します。 この初見の段階でその人の音楽が出来上がるといっても過言ではありません。

これをレッスンに持っていくのがピアノのおけいこです。 そしてその初見を先生にチェックしてもらい先生の指導の元でテンポを上げます。

次は先生のご注意を良く考えながら家で何度も部分練習をします。 テンポは練習を重ねるうちに自然と上がってきますので早く弾く事に神経を使う必要はありません。 無理に早く弾こうとすると肩が上がり腕に力が入って固い音になります。 それよりもゆっくりと音を良く聴く練習をして悪い癖を付けないように気を付ける方が練習の効果は高いかと思います。

繰り返しますが機械的に練習された疾風のようなテンポの演奏をレッスンに持ってきてもそれは全くの時間の無駄です。 それならば練習をせず持ってきてくれて音楽を先生と一緒に作った方が悪い癖が付いておらずまだ効果は高いです。

ピアノのレッスンの受け方を根本的に勘違いしている子が多いように思います。

音色の注意を良く受けるお子さんはレッスンの時ゆっくりと弾いたものを持ってきて下さい。 ただしこれは弾けておらずつまりつまり弾くという意味ではありませんのでそれにはお気を付け下さい。

親御さんも早く弾けているのを褒めてあげるのではなく、ゆっくりと音楽を感じながら弾いているのを褒めてあげるようにしてあげると良いかと思います。


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