ショパンノクターンOp.9-1

2015年10月
10 /15 2015
大人のレッスン生が現在ショパンのノクターンOp.9-1をお勉強していらっしゃいます。
ノクターンは日本語では夜想曲と訳されますが、サロン・ミュージックとして書かれており芸術的欲求の所産ではありません。 技巧的には比較的容易なものが多く貴族の夫人や令嬢には愛好されたようです。

Op.9-1の楽譜の右手にはあらゆる箇所に細かい11連符や22連符など装飾的な音符がたくさん出てきます。 例えば下の楽譜では、右手部は11連符ですが左手部は音符が6個ですから、計算上は右手と左手を合わせるのは不可能です。
ショパンの場合は左手はテンポを絶対揺らしてはいけないと言われています。 右手は左手に合わせつつ、少しルバート(イタリア語でテンポを盗むの意味)し、自由に弾く必要があると思います。
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ショパン・ナショナルエディション (ヤン・エキエル編)
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ノクターンOp.9-1冒頭
 フィランドの二キタ・ユジャニン先生がこういった装飾的な細かい音符は最後を少しエレガントにゆったり弾くとショパンらしくなるとおっしゃっていました。

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