ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第15番「田園」

2017年2月
02 /10 2017
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第15番をお勉強されている大人の方がいらっしゃいますので15番について書いてみたいと思います。

ピアノソナタ第15番には「田園」という副題が付いています。 同じくベートーヴェンの交響曲第6番にも「田園」というタイトルが付いています。

ピアノ・ソナタ第15番はピアノ・ソナタの中で中期を代表するピアノ・ソナタです。 ニ長調で書かれ、終止美しい音楽が流れます。べートーヴェンのピアノ・ソナタの中には情熱的なピアノ・ソナタが多くありますが、この曲は穏やかで私が好きなピアノ・ソナタの1曲でもあります。

冒頭は、左手のD音による連続で始まります。ここはペダルを軽く踏んで柔らかい雰囲気を出すことも出来ます。
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第48小節からは、バッハのように複声部で旋律が動くため、ペダルはあまり使えないかと思います。
指でしっかりレガートしましょう。
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第90小節からは第2主題が始まります。とても美しい第2主題です。
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第2楽章はニ短調に変わりとても美しいメロデイが流れます。 左がスタッカート、右手がレガートなのでペダルの踏み方が難しいかと思います。 中間部では小鳥のさえずりのようにメロデイが聴こえてきます。

第3楽章はスケルツォによる軽やかな楽章です。 この楽章もスタッカートが多くペダルを踏む箇所が難しいかと思います。

第4楽章は8分の6拍子の複合拍子です。 第1楽章と良く似ていますがテンポが速く力強い部分も多く、テクニック上難しい箇所が見られます。

このピアノ・ソナタは穏やかな楽想ですが、ピアノのテクニック上、意外と弾きにくい箇所が多く、ペダルもあまり使えないため、
弾きこなし音楽にするのが難しいソナタと言えるかもしれません。


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