バッハのお勉強の仕方

2017年3月
03 /05 2017
ピアノ学習の中で必ず取り組まなければいけないのが、バッハなどの多声音楽(ポリフォニー)です。小学校3年生ぐらいになると、インベンション(二声)やシンフォニア(3声)の楽譜を先生から宿題として頂くことが多いのではないかと思います。

当教室では、導入の時期からバッハ作品に親しんでもらうため、インベンションの前に子どものバッハやプレ・インベンションなどの曲集を渡しています。

17世紀の作曲家のバッハの旋律を美しいと感じて感性豊かにピアノで演奏することはとても難しく、特に小さい生徒さんは、難解な箇所で、その旋律を無味乾燥に弾いてしまうこともよくあります。 レッスンでは旋律を歌ってとよく言うのですが、ピアノでバッハの旋律をよく歌って弾くということを理解するのはなかなか難しいようです。 また、譜読みも難しく、インベンション→シンフォニアと進むごとに楽譜も難解になって参ります。

私自身は小さい頃、バッハが好きでインベンションやシンフォニアの新譜を毎週譜読みするのが好きでしたが、その練習方法として、5線ノートに一声ずつ色を変えて、書き写していき、3声を3色の色で書き分けた自分用のオリジナルの楽譜を作り、それを見ながら練習したりというような事を行っていました。

現在では楽譜屋さんでそのような楽譜も見かけますが、自分で手書きで書き写していく作業の中で、3声の区別がはっきりと頭に入るということもあるのではないかと思います。

この方法は時間のかかる作業ではありますが、趣味でお勉強されている生徒さんはもちろんのこと、特にコンクールにバッハの作品で参加される生徒さんや平均律クラヴィーア曲集などに取り組まれ音楽高校・音楽大学受験など専門コースに進まれることを念頭にお勉強されている方には特におすすめのバッハの勉強方法です。

詳しい練習方法はblogや文章ではお伝えしきれませんので、また来られた生徒さんに個別に実際のレッスンの中で実践して参りたいと思います。


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