ベートーヴェン 6つの変奏曲 (全日本学生音楽コンクール中学校の部の課題曲から)

今年の全日本学生音楽コンクールの中学校の部の本選の課題曲の一つにべートーヴェンの6つの変奏曲が入っています。

この曲は、小学校6年生の時に、当時師事しておりました相愛大学名誉教授でいらっしゃった故片岡みどり先生の宝塚ベガホールで2年に1回行われるおさらい会で弾く曲として先生から頂いたことのある私にとっては思い出のある曲です。



比較的音楽的にも取り組みやすい曲で、当時からとても好きな曲のひとつでありました。 テクニック的にも基本的なテクニックを習得できる大変お勉強になる曲だからと片岡先生もおっしゃり渡してくださいました。

とても厳しいレッスンだったのを覚えています。

ベートーヴェンの変奏曲としては、6つの変奏曲を小学校の時に片岡先生の元で、32の変奏曲を高校生の時に関先生の元で勉強致しました。

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最初のテーマは、音の数が少ないため、よく通る音で、芯のある音色作りが必要でしょう。 そのような音色にまで磨き上げるのは時間がかかると思いますが、よく弾きこんで良い音色作りを目指してほしいと思います。

いつも先生の楽譜をお借りして、楽譜にご注意を書き写していたのですが、テーマの注意する点としては
   ・各フレーズ、各モティーフのどこにPointがあるか。
   ・強調すべき音はどれか
と、楽譜に書き込んであります。

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ヴァリエーション(変奏)1以降は、32分音符が出て参りますが、テーマと同じ一貫してテンポで弾くとが大切かと思います。

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ヴァリエーション(変奏)3は、よくレガートで歌えるようにしましょう。 左手を少し小さくすると、左右が喧嘩しません。

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ヴァリエーション(変奏)5は、唯一のハ短調で堂々と、最後のヴァリエーションは、右手のオクターブをよく脱力して外さずに、最後は華やかに締め括る変奏です。

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プロフィール

Author:masakotani
東京音楽大学音楽学部器楽専攻(ピアノ)卒業
神戸大学大学院人間発達環境学研究科人間発達専攻表現系博士課程前期課程修了

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