音楽的な演奏をするための、脳から指先への指令の伝達

2017年10月
10 /06 2017
幼稚園、小学生1年生の小さい生徒さんのレッスンでは、楽譜に出てくる発想記号や強弱記号のお勉強をしています。

楽譜には、音符、指番号のほか、rit, dim.などの発想記号や強弱記号など、色々書かれていますので、覚えることがたくさんあります。 先日レッスンでつい英語と言ってしまいましたが、これらはすべてもとはイタリア語から派生している語です。

弾きながら自然に覚えていくのが理想ですが、たくさんあるので楽語カードを使ってまとめて覚えてもらっています。

ごろ合わせのように声に出して覚えるカードですが、小さい子供たちは覚えるのがとても速く、2、3回毎週口に出して読んでいると、すぐに覚えるようです。

楽語が読めるようになると、小さくしたり大きくしたりそれなりに自分でピアノで表現しようとしているようで、だんだん音楽に表情が付いてきました。

ピアノを演奏する上で最も大切なことは、ただ機械のように指が回るだけでなく、何かを表現することですので、初歩の段階からテクニックだけでなくピアノで何かを表現する技術を身に付けて欲しいと思います。

昨今の子供のコンクールを聴いていても、ただ機械のように指が回るだけでは、合格できません。 年齢が上がってから直すのは本人も辛いものがあります。

大きくなって、弾いている本人は、指が動いているだけで、音楽の表情付けは先生任せという状態にならないよう、技術(メカニック)とともに、自分で楽譜を読んで、音楽を表現する技術を身につけて欲しいと思います。

(指先の動きは、脳から指先への指令の伝達によって動きますが、初歩の段階で覚えた脳からの指令・伝達の回路を大きくなって直すのは難しいようです。 身に付いた悪い方の癖は、脳で考える前に、指先が勝手にそのように動いてしまうということだと思います。)


谷ピアノ教室公式サイトはこちらへ